たかがいびき、されどいびき。身体に悪影響を及ぼすことも・・・
昨今、「いびき」を主訴に医療機関を受診する人が増えていると言われています。
パートナーや周りから指摘され、「迷惑をかけたくないから、とにかく治療したい」と受診する人も多いようですが、いびきの背景にある「病気」にも目が向けられるようになったことも受診者が増えている一因かもしれません。
「自分のいびきで目が覚めたことがある」という人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は寝ている間の自分の状態についてよくわかっていないはず。
自分がいびきをかいているのか?かいていないのか?具体的にどんなときにかいているのか?といったことをきちんと知るには、眠っているときの状態を客観的に検査することが大切です。
いびきの原因を知ることが重要
いびきの種類
普段はいびきをかかないのに、疲れたときやお酒を飲んだときに限っていびきをかく、という人もいるでしょう。これは「散発性のいびき」です。
一方、寝ているときはいつもいびきをかく、という場合は「習慣性いびき」です。
この「習慣性いびき」は、寝ている間の換気量低下(呼吸量が減ること)や覚醒反応(身体は眠っていても脳が起きた状態になってしまうこと)の有無によって、さらに「単純いびき」と、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)に伴ういびき」とに分けられます。
注意が必要ないびき
「SASに伴ういびき」だった場合、本サイトでもご紹介している通り、日中の眠気が生じたり、生活習慣病のリスクを高めることにもなりかねません。注意が必要です。
手軽に使えるいびき防止グッズなどもよく見かけるようになりましたが、重要なのは、いびきの原因をきちんと知ることにあるのです。
いびきを知って対策を
あなたのいびき、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かも?
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