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睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群のイメージ 睡眠時無呼吸症候群のイメージ
睡眠中に無呼吸状態
繰り返される病気です!

日本の潜在患者数は940万人※1以上!?

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に無呼吸状態が繰り返される病気です。つまり、眠っている間に呼吸が止まっている状態のことをいいます。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。
医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です※2
寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼしうること。気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。

※1 Benjafield AV, et al: Lancet Respir Med 2019; 7(8): 687-698.
※2 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン作成委員会 編: 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020, 南江堂, 2020; 2-3

【第1回】
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睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定義・重症度について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定義と、重症度分類についての詳細はこちらでご確認いただけます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定義・重症度分類
監修:久留米大学 学長 医学部 神経精神医学講座 名誉教授 内村 直尚