睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査の流れ
※ここに掲載している内容は、検査の流れの一例です。症状や状態、医師の判断によって検査の種類や流れ、検査にかかる日数が異なる場合があります。

受診前の持ち物をチェック
受診する病院が決まったら持ち物をチェックしてみましょう。必ず持っていくものに加えて、先生に症状を正確に伝えるために、あれば持っていくとよいものもなるべく持参しましょう。
必ず持っていくもの
- 保険証(マイナンバーカード・資格確認書)
- 公的負担などの医療証
※お持ちの方のみ - 現金
あれば持っていくとよいもの
- お薬手帳
- アプリなどで記録した
ご自身の睡眠状況(いびき、無呼吸)のデータ - 紹介状(診療情報提供書)
- 過去1年以内の人間ドック、健康診断の結果
※すでに他院で睡眠時無呼吸について検査などをされている方は、その検査結果も持参するとよいでしょう。


外来へ。問診を受ける(1日)
まず問診があります。いびきや眠気、既往歴などに関して質問されます。寝ているときのあなたのことは、ベッドパートナーがよく知っています。できれば一緒に受診しましょう。
問診で疑いがある場合、検査へ進みます。


検査を受ける
※重症度によっては簡易検査の結果を受けてすぐに治療へと進むこともありますが、より詳細な精密検査(入院検査)が必要となる場合があります。
簡易検査・入院検査共に
検査から結果が出るまで
約1週間ほどです。
検査の結果、
治療が必要と判断された場合
治療方法の決定・治療開始
症状や状況に合った治療方法を医師と一緒に検討します。治療開始後は定期的に受診し、治療効果や体調変化を確認します。

検査と治療にかかる費用
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査と治療には、健康保険が適用されます。
3割負担の方の場合、検査については簡易検査2,700円(パルスオキシメトリーのみの場合300円)、精密検査約1~3万円程度です。精密検査の場合、検査費用に加え入院費やその他諸費用がかかります。
治療については、CPAP療法、マウスピース、外科的手術などの治療方法によって、費用が異なります。詳しくは「検査と治療にかかる費用」をご確認ください。
