寝ている間に呼吸が止まったり、空気の通り道である気道が狭くなったりすると、十分な呼吸ができずに体内は酸素不足の状態になります。しばらくして呼吸が再開すると、体内に酸素が届けられるようになり、正常状態に戻ります。しかしまた呼吸が止まると酸素不足になり、しばらくしてまた正常に戻る…。このように、低酸素(酸素が足りない状態)と正常な酸素状態を繰り返すことが「間欠的低酸素血症」です。
間欠的低酸素血症によって血管内皮細胞が障害される結果、体内の炎症につながります。
また最近では、間欠的低酸素血症が脳・認知機能にも影響を及ぼすことが報告されています。