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女性のみなさんへ

最悪の場合は突然死も。旦那さんのイビキは大丈夫?ほぼ毎晩、大きなイビキをかく・・・。イビキが止まると、呼吸も止まる・・・。あなたの大切な人は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。

こんな症状ありませんか? 睡眠時無呼吸症候群の患者さんの睡眠中の様子です。ぜひ、ご本人と一緒にご覧ください。

旦那さんやパートナーに動画を送る

こんな症状ありませんか? 睡眠時無呼吸症候群の患者さんの睡眠中の様子です。ぜひ、ご本人と一緒にご覧ください。

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睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸が繰り返される病気です。

睡眠中に呼吸が止まって酸素が不足すると、脳や心臓には大きな負担がかかります。眠りが浅くなることで、日中の眠気や倦怠感、集中力低下などが引き起こされ、様々な活動に悪影響が生じるのがこの病気の怖さ。

自分では気づきにくい、寝ている間の「無呼吸」だからこそ、あなたのサポートが大切です。

イビキは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の代表的な症状の1つ。「いつものこと」、「ちょっと疲れているだけ」で終わらせず、ぜひあなたから受診をすすめてください。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群の怖さ 知らぬ間にダメージが蓄積。自己や合併症を招くことも。

放置すると大変なことに

居眠り運転が5倍!?よく眠れないから、昼間に眠くなる…。仕事中や運転中の事故リスクが増加。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)によって生じる日中の眠気は、ときに重大な産業・交通事故を引き起こしかねません。調査によると、「運転中の眠気」の経験割合は、非SAS患者と比較してSAS患者で4倍、「居眠り運転」ではなんと5倍。しかし、本人が「居眠り=病気」と認識するのは、なかなか困難。「ちゃんと寝ているのに、居眠りばかりしている」ということがあったら、あなたから医師の診察をすすめてください。

睡眠時無呼吸症候群が関与した交通・運輸事故の一例

隣で寝ているあなたも要注意! ~睡眠不足の影響~

イビキがうるさくて、隣で寝ているこちらまで睡眠不足に……こんな経験あるのでは?毎晩そのような具合だと、あなた自身も一日中、頭がボンヤリ、身体はグッタリなんてことになってしまう可能性もあります。ご家族みんなの快適な眠りと健やかな日常生活のためにも、早めに受診するようアドバイスしてください。

運転中の眠気・居眠り運転の経験割合

脳卒中や心臓病のリスクが増加!? 無呼吸状態のダメージが脳や心臓に蓄積…。生活習慣病の合併リスクが増加。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は気づかない間に身体を蝕んでいきます。睡眠時に酸素が不足すると、身体は心拍数を上昇させます。その結果、心臓に負担がかかり、様々な心疾患のリスクを増大させます。また、呼吸が止まったり再開したりを繰り返すことで、身体は寝ている状態でも脳が起きた状態になり、身体の調節機能のバランスが崩れます。このようなダメージの影響は命にも関わる合併症というカタチで現れます。しかし、SASを適切に治療することで合併症の改善が認められたというデータが報告されています。ダメージが蓄積するその前に、早めの検査・治療を心がけてください。

睡眠時無呼吸症候群が招く合併症

家族を守るあなたに知ってほしい ~生活習慣病の治療とお金のこと~

生活習慣病は、本人はもちろん、周囲にとっても大変なもの。患者さんの身体的な負担に加え、長期にわたる医療費は家計にとって大きな負担となります。経済的な観点からも、やはり早期診断・早期治療を心がけたいものです。ご家族の暮らしと健康を守るため、旦那さんのイビキにご用心。

脳卒中3.3倍 高血圧2.9倍 糖尿病1.6倍 不整脈4倍

患者さんの多くは、ご家族やパートナーの一言がきっかけで受診を決意。あなただから、できることがあります。

「もしかしたら?」と思ったら、早めの受診をすすめてください。

自宅でできる簡易検査も。健康保険適用で2,700円から。 ※3割負担の場合の一例

自宅でラクラク簡易検査

手の指や鼻の下にセンサーをつけて、イビキや呼吸の状態をチェック。機器の取り扱いはカンタン。自宅に居ながらにして検査ができます。

夜に入院、朝には痰飲精密検査

医療機関に1泊して睡眠と呼吸の「質」をチェック。夜に入院して検査を行い、翌朝、出勤前に退院できる医療機関も多くあります。

治療費用にも健康保険が適用されます(もっとも普及している「CPAP治療」の場合で月額4,500円程度※) 
※3割負担の場合の一例

ぜひ、お二人で病院に行ってください。

「心配だから、お医者さんに相談してほしい」
その一言が、お二人の快適な睡眠への第一歩。

専門の医療機関は全国各地にあります。「睡眠外来」などはもちろん、内科(呼吸器・循環器)や耳鼻咽喉科などでも睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対応している場合があります。病院では問診を通じて自覚症状や生活習慣を確認しますが、その時、いつも隣で寝ているあなたの情報が診療に役立ちます。だからぜひ、お二人そろって病院へ行ってみてください。
一人ではなかなか腰が重くても、あなたがすすめればきっと受診を決意してくれるはず。

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遠いから…。平日は仕事だから…。そんな方のために、便利な検索機能をご用意しました。

病院の地図に、一言添えて・・・。あなたの思いやりを、カタチにしてください。

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睡眠時無呼吸症候群は治療できる病気です。

【専門医からのメッセージ】

内村 直尚(なおひさ)氏

良い眠りを得るために・・・

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中の繰り返すいびきと呼吸停止が特徴で、睡眠障害により日中の過剰な眠気を引き起こし、高血圧、虚血性心疾患、脳血管障害などの身体合併症を高率に引き起こすほか、うつ病や認知症との関連性も報告されています。

呼吸が止まると、脳が呼吸をさせようと命令を出すため、しっかり眠っているつもりでも、深い睡眠を得ることができず、眠りが中断され、質の良い睡眠を得られません。

また、ほとんどの患者さんは「いびき」の指摘を家族や周囲の人々から受けて診察に来られます。ご本人は息が止まっていることに気づかないことがほとんどです。

いびきを自覚されている方。
いびきを指摘された方。
いびきは睡眠時無呼吸症候群の一つのサインです。
まずは検査で自分自身の状態を把握して、適切に治療することが大切です。

プロフィール:

久留米大学 医学部 神経精神医学講座 教授 
久留米大学 医学部長 
久留米大学高次脳疾患研究所 所長 
内村 直尚(なおひさ)

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