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睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸状態が繰り返される病気です。

こんな症状に要注意! 毎晩、大きなイビキをかく。 昼間、強い眠気がある。 起きたとき、口が渇いている。 いつも疲労感がある。 集中力が続かない。 6つの質問で睡眠時無呼吸症候群リスクを簡単にチェックできます

睡眠時無呼吸症候群セルフチェック

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これらは睡眠時無呼吸症候群の代表的な症状です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に無呼吸状態が繰り返される病気。イビキは、この病気の代表的な症状です。睡眠中に呼吸が止って酸素が不足すると、脳や心臓などに大きな負担が生じます。また、眠りが浅くなることで、強い眠気や倦怠感、集中力低下などが引き起こされ、日中の様々な活動に悪影響が生じます。

睡眠時無呼吸症候群の怖さ 知らぬ間にダメージが蓄積。自己や合併症を招くことも。

放置すると大変なことに

居眠り運転が5倍!?よく眠れないから、昼間に眠くなる…。仕事中や運転中の事故リスクが増加。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)によって生じる日中の眠気は、ときに重大な産業・交通事故を引き起こしかねません。調査によると、「運転中の眠気」の経験割合は、非SAS患者と比較してSAS患者で4倍、「居眠り運転」ではなんと5倍。事故は本人だけでなく、ご家族や周囲の人までも巻き込む可能性があります。気になる症状があったら、自分を過信することなく、早めに専門の医療機関にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群が関与した交通・運輸事故の一例

運転中の眠気・居眠り運転の経験割合

脳卒中や心臓病のリスクが増加!? 無呼吸状態のダメージが脳や心臓に蓄積…。生活習慣病の合併リスクが増加。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は気づかない間に身体を蝕んでいきます。睡眠時に酸素が不足すると、身体は心拍数を上昇させます。その結果、心臓に負担がかかり、様々な心疾患のリスクを増大させます。また、呼吸が止まったり再開したりを繰り返すことで、身体は寝ている状態でも脳が起きた状態になり、身体の調節機能のバランスが崩れます。このようなダメージの影響は命にも関わる合併症というカタチで現れます。しかし、SASを適切に治療することで合併症の改善が認められたというデータが報告されています。ダメージが蓄積するその前に、早めの検査・治療を心がけてください。

睡眠時無呼吸症候群が招く合併症

脳卒中3.3倍 高血圧2.9倍 糖尿病1.6倍 不整脈4倍

日本の潜在患者数は300万人以上!?知らないうちに、あなたも予備軍に!?

寝ている間の状態は、自分ではなかなかわからないもの。そのために睡眠中の無呼吸状態に気付かず、症状を放置している「潜在患者」が数多くいると推計されています。イビキや日中の眠気など気になる症状があれば、「ちょっと疲れているだけ」、「いつものこと」で終わらせず、ぜひご家族やパートナーにあなたが寝ているときの状態を聞いてみてください。自分で症状に気づかない場合もありますから、自己判断は禁物です。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群チェック

大きなイビキをかく。呼吸が止まる。こんな症状はありませんか? ご家族やパートナーとチェック

大きなイビキをかく。呼吸が止まる。
こんな症状はありませんか?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんの睡眠中の様子です。ご家族やパートナーと一緒にご覧ください。

  • ご家族やパートナーに動画を送る
  • 睡眠時無呼吸症候群セルフチェック

もしかしたら?と思ったら、早めに受信しましょう。

自宅でできる簡易検査も。健康保険適用で2,700円から。※3割負担の場合の一例

自宅でラクラク[簡易検査]

手の指や鼻の下にセンサーをつけて、
イビキや呼吸の状態をチェック。
機器の取り扱いはカンタン。
自宅に居ながらにして検査ができます。

治療費用にも健康保険が適用されます
(もっとも普及している「CPAP治療」の場合で月額4,500円程度※)※3割負担の場合の一例

全国各地に専門の医療機関があります。

あなたのため、家族のため、早めの受診を心がけてください。

「睡眠外来」などはもちろん、内科(呼吸器・循環器)や耳鼻咽喉科などでも睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対応している場合があります。病院では問診を通じて自覚症状や生活習慣を確認しますが、もし可能であればあなたの寝ている状態をよく知るご家族やパートナーと受診することをおすすめします。あなたの呼吸が止まれば、隣で寝ている人は心配に思うはず。
ぜひお二人で健康で快適な睡眠を取り戻してください。

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遠いから…。平日は仕事だから…。そんな方のために、便利な検索機能をご用意しました。

睡眠時無呼吸症候群は治療できる病気です。

【専門医からのメッセージ】

内村 直尚(なおひさ)氏

良い眠りを得るために・・・

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中の繰り返すいびきと呼吸停止が特徴で、睡眠障害により日中の過剰な眠気を引き起こし、高血圧、虚血性心疾患、脳血管障害などの身体合併症を高率に引き起こすほか、うつ病や認知症との関連性も報告されています。

呼吸が止まると、脳が呼吸をさせようと命令を出すため、しっかり眠っているつもりでも、深い睡眠を得ることができず、眠りが中断され、質の良い睡眠を得られません。

また、ほとんどの患者さんは「いびき」の指摘を家族や周囲の人々から受けて診察に来られます。ご本人は息が止まっていることに気づかないことがほとんどです。

いびきを自覚されている方。
いびきを指摘された方。
いびきは睡眠時無呼吸症候群の一つのサインです。
まずは検査で自分自身の状態を把握して、適切に治療することが大切です。

プロフィール:

久留米大学 医学部 神経精神医学講座 教授 
久留米大学 医学部長 
久留米大学高次脳疾患研究所 所長 
内村 直尚(なおひさ)

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